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タンカレーNo.10

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【タンカレーNo.10】


以前ご紹介したタンカレーというジン。
このジンを製造していた蒸留所は第二次世界大戦中に
ドイツ空軍の爆撃によって大きな被害を被っている。
しかし、そんな中でも唯一生き残った蒸留器があった。
その蒸留器は「オールド・トム」の名で愛され、今なお使用されている。
今回ご紹介するのはその蒸留器とは関係ない蒸留器で作られたジンである。
……いい話のネタが思いつかなかったんです。許してください。


さて、今回ご紹介するタンカレーNo.10は
1960年に製造され蒸留所誕生から10番目にあたることから
「タイニーテン(Tiny Ten)」と呼ばれるている小型単式蒸留器で作られている。
その製造方法はタンカレー社の伝統的な製法を再現しているされいて
使用するボタニカルは厳選のうえに手摘みで収穫したフレッシュなものを使用。
さらには少量バッチ生産(一度に作れる量が限られている)で作られているらしい。
言わばプレミアムジンの先駆けとなったジンである。


香りを嗅ぐとしっかりとしたジュニパーと柑橘がメインで香り
若干ハーブ系スパイスの香りもする。
フレッシュなボタニカルを使っていると言うだけあって
確かに香りもフレッシュな気がする。
味はノーマルなタンカレー以上にキレていて
ボタニカルの風味もちょうどよい主張をしている。
私はタンカレーを優等生と称したがこいつの場合は
育ちのいい優等生といった感じだ。
恵まれた環境で、真面目に育った感じがする。
けばけばしくなく、上品でいて底力もある。
まさにタンカレーの上位互換と言えるだろう。


こいつで飲むジントニックは美味い。
しかしストレートで飲んでも美味い。
ぶっちゃけどう飲んでも基本美味い。
ジン初心者の方でも、よく冷凍庫で冷やしてから飲めば
ジンに対していい印象を持つこと間違いない。


ノーマルタンカレーの完全上位互換。
お値段もノーマルタンカレーと比べるとやや張るが
飲んだことない方には是非飲んでいただきたい一品だ。


タンカレー

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【タンカレー】

【容量】750ml

【度数】47.3度

タンカレーという名称を私が初めて聞いた時
私の頭の中に浮かんだのは、牛の舌(牛タン)を用いた
カレーの姿だったのを今でも覚えている。
今回ご紹介するのはそんな日本人的には
やや面白い名前のジンについてだ。


タンカレーが生まれたのは今から180年以上前の1830年。
チャールズ・タンカレーという人物が
ロンドンのブルームズバリーという場所で
蒸留所を開設したのが始まりだそうだ。
「今までにない高品質なジンを作る」という信念のもと
作られたそのレシピは、世界で6人しか知らないとされている。


ボトルを見てみるとその美しい緑色と
蝋封を模した赤いエンブレムが目を惹く。
ボンベイサファイアの鮮やかな青いボトルも美しいが
タンカレーの独創的なデザインもまた素晴らしい。


香りを嗅ぐとジュニパーと柑橘類のバランスが取れた
正統派なジンの香りがしてイイ感じ。
味の方もかなり上品にまとまっているという印象だ。
とにかく優等生だとか秀才だとかいう言葉が似合う。
突出した個性こそ持ち合わせていないものの
全方位に隙のないジンだといえるだろう。


個人的には今まで紹介した
ビーフィーター・ゴードン・ボンベイサファイアに並ぶ
ジン四天王の一角だと思っている。
値段もそんなに高くないのがまた嬉しい。


カクテルのベースとしてもなかなかに優秀で
どんな飲み方をしてもそつなくこなしてくれるのもポイントが高い。
ストレートでもカクテルでも美味しく飲める。
そのオールラウンダーな感じこそがこのジンの強みなのだ。


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